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次の文を読み51、52の問いに答えよ。
Aさん(25歳、女性)。B型肝炎ウイルスキャリアで内科に定期的に通院している。HBs抗原陽性、HBe抗原陰性であることが判明しており、肝機能に異常はない。半年前に結婚し、妊娠を考えているが、子どもがB型肝炎ウイルスに感染する危険性を心配して助産師に相談した。
51 Aさんへの説明として正しいのはどれか。
1.「妊娠前にB型肝炎ワクチンの接種が必要です」
2.「主に子宮内で赤ちゃんに感染します」
3.「妊娠中にB型肝炎の治療を開始するのがよいです」
4.「感染を防ぐ目的で帝王切開術を行う必要はありません」
5.「出生直後に赤ちゃんに感染しているか確認します」
解答4
解説
・Aさん(25歳、女性、B型肝炎ウイルスキャリア)。
・HBs抗原陽性、HBe抗原陰性。
・肝機能に異常はない。
・半年前:結婚し、妊娠を考えている。
・子どもがB型肝炎ウイルスに感染する危険性を心配している。
→HBs抗原が「陽性」の場合:B型肝炎ウイルスに感染している。医療機関の受診を強く勧める。HBs抗原が陽性となった場合には、医療機関において、現在の感染状態を調べるため、さらに詳しい検査を実施する。
(※引用:「産婦人科診療ガイドライン産科編 2020 P308」)
1.× 妊娠前にB型肝炎ワクチンの接種が「必要ではない」。なぜなら、AさんはB型肝炎ウイルスキャリアで、HBs抗原が陽性であるため。したがって、ワクチン接種は感染予防には寄与しない。B型肝炎ウイルス(HBV)は血液を介して感染する。
2.× 主に「子宮内」ではなく産道で赤ちゃんに感染する。つまり、出産時に母子感染(垂直感染)が起こる。ちなみに、B型肝炎ウイルスとは、DNA型の肝炎ウイルスで、ヘパドナウイルス科に分類される。 直径約42nmの球状ウイルスで、外被(エンベロープ)とコアの二重構造を有している。母子感染、体液感染、血液感染が主な感染経路であり、母子感染、乳幼児感染では無症候性キャリアを経て慢性化し、肝硬変や肝細胞癌に至ることもある。さらに劇症肝炎の原因として最多でもある。
3.× 妊娠中にB型肝炎の治療を開始「しない」。なぜなら、本症例はB型肝炎ウイルスキャリアで肝機能に異常がないため。
4.〇 正しい。「感染を防ぐ目的で帝王切開術を行う必要はありません」と説明する。なぜなら、B型肝炎ウイルス(HBV)は血液を介して感染するため。ちなみに、HBs(B型肝炎ウイルス)抗原陽性の妊婦から出生した児は、「B型肝炎母子感染防止対策」の対象となる。全妊婦の抗原検査を実施し、キャリア妊婦発見後、出産直後に抗HBsヒト免疫グロブリンを投与することによって産道感染を予防する。その後、HBワクチンを投与して免疫能を獲得し感染を予防する。赤ちゃんに感染しても多くは無症状であるが、まれに乳児期に重い肝炎を起こすことがあり、将来、肝炎、肝硬変、肝がんになることもある。
5.× 出生直後に赤ちゃんに感染しているか確認しない。つまり、すべての出生した児が「感染予防の対象」である。手順として、①出生直後(12時間以内)に抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)を投与するとともに、1回目のB型肝炎ワクチン(HBワクチン)の接種を行う。②生後1か月に2回目のB型肝炎ワクチン(HBワクチン)、③生後6か月に3回目のB型肝炎ワクチン(HBワクチン)を実施する。生後 9〜12か月を目安に HBs 抗原と HBs 抗体検査を実施し予防処置の結果を確認する。
・HBs抗原が「陰性」の場合:B型肝炎ウイルスに感染していない。自覚症状などがあれば、再度検査を促す。
・HBs抗原が「陽性」の場合:B型肝炎ウイルスに感染している。医療機関の受診を強く勧める。HBs抗原が陽性となった場合には、医療機関において、現在の感染状態を調べるため、さらに詳しい検査を実施する。
【さらに詳しい検査項目】
①HBs抗体:陽性であれば過去に感染し、その後、治癒やしたことを示す。HBVワクチンを接種した場合にも陽性となる。
②HBc抗体:陽性であればHBVに感染したことを示す。(HBVワクチン接種の場合は陽性にはならない。)
③HBc-IgM抗体:最近HBVに感染したことを示す。
④HBe抗原:陽性であれば一般にHBVの増殖力が強いことを示す。
⑤HBe抗体:陽性であれば一般にHBVの増殖力が低下していることを示す。
⑥HBV-DNA:血液中のHBVのウイルス量を測定する。
(※表引用:「予防接種スケジュール」日本小児学会より)
次の文を読み51、52の問いに答えよ。
Aさん(25歳、女性)。B型肝炎ウイルスキャリアで内科に定期的に通院している。HBs抗原陽性、HBe抗原陰性であることが判明しており、肝機能に異常はない。半年前に結婚し、妊娠を考えているが、子どもがB型肝炎ウイルスに感染する危険性を心配して助産師に相談した。
52 その後Aさんは妊娠し、妊娠経過は順調で2,850gの男児を病院で出産した。児は抗HBsヒト免疫グロブリンの投与とB型肝炎ワクチンの接種とを受け、退院した。産後10日目に助産師が家庭訪問した。Aさんは「母乳がすごく出ています。感染しないためには母乳をやめたほうがいいですか」と言う。
助産師の対応として適切なのはどれか。
1.「心配なら3か月の短期母乳栄養で人工乳に切り替えましょう」
2.「母乳を一度冷凍してから与えるようにしましょう」
3.「混合栄養に切り替えて母乳の量を減らしましょう」
4.「母乳をやめる必要はありません」
解答4
解説
・Aさん(25歳、女性、B型肝炎ウイルスキャリア)。
・HBs抗原陽性、HBe抗原陰性。
・肝機能に異常はない。
・その後、妊娠、妊娠経過:順調(2,850gの男児出産)
・児:抗HBsヒト免疫グロブリンの投与、B型肝炎ワクチンの接種。
・産後10日目に「母乳がすごく出ています。感染しないためには母乳をやめたほうがいいですか」と。
→B型肝炎に関しておさえておこう。B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスに感染することによって生じる肝臓の病気のことである。B型肝炎ウイルスは主に感染者の血液や体液を介して感染する。たとえば、注射針を感染者と共用した場合や、感染者と性行為をした場合などに感染する。
1.× 「心配なら3か月の短期母乳栄養で人工乳に切り替えましょう」と伝える必要はない。なぜなら、児が出生直後に抗HBsヒト免疫グロブリンの投与とB型肝炎ワクチンの接種を受けているため。
2.× 「母乳を一度冷凍してから与えるようにしましょう」と伝える必要はない。なぜなら、母乳の冷凍によってウイルス感染を防ぐ効果はないため。
3.× 「混合栄養に切り替えて母乳の量を減らしましょう」と伝える必要はない。なぜなら、混合栄養によってウイルス感染を防ぐ効果はないため。
4.〇 正しい。「母乳をやめる必要はありません」と伝える。なぜなら、児が出生直後に抗HBsヒト免疫グロブリンの投与とB型肝炎ワクチンの接種を受けているため。母乳育児を続けてもB型肝炎の感染リスクは増加しない。
何らかの微生物(細菌、ウイルスなど)がお母さんから赤ちゃんに感染することを「母子感染」と言います。妊娠前から元々その微生物を持っているお母さん(キャリアと言います)もいれば、妊娠中に感染するお母さんもいます。「母子感染」には、赤ちゃんがお腹の中で感染する胎内感染、分娩が始まって産道を通る時に感染する産道感染、母乳感染の3つがあります。
赤ちゃんへの感染を防ぐとともにお母さん自身の健康管理に役立てるために、妊娠中に感染の有無を知るための感染症検査(抗体検査という場合もあります。)をします。妊婦健診を受診して、感染症検査を受けましょう。もし、検査で感染症が見つかった場合には、赤ちゃんへの感染や将来の発症を防ぐための治療や保健指導が行われます。(※引用:「母子感染を知っていますか?」厚生労働省HPより)
次の文を読み53〜55の問いに答えよ。
Aさん(35歳、初産婦)。妊娠39 週4日。「赤ちゃんの動きがいつもに比べ少ないように思う」と電話連絡を助産師が受け、来院するように説明した。Aさんは夫に付き添われて来院した。来院時、体温36.5℃、脈拍91/分、血圧136/78mmHg。分娩監視装置を装着したところ胎児心拍数は130〜140bpmであった。内診所見は、子宮口1cm開大、少量の出血がみられた。入院30分後に胎児心拍数が60〜70bpmに低下し、体位変換をしたが回復しないため、助産師は酸素投与を行った。5分後に胎児心拍数が120〜130bpmに回復したため、経過観察した。30分後に遅発性一過性徐脈が出現したため、初めて医師に連絡をした。
53 この経過において助産師の注意義務違反にあたる可能性のある行為はどれか。
1.電話を受けたときに医師に連絡しなかった。
2.来院時の状況を医師に連絡しなかった。
3.入院30分後に胎児心拍数が低下したときに医師に連絡しなかった。
4.医師に連絡せずに酸素投与を行った。
解答3
解説
・Aさん(35歳、初産婦、妊娠39週4日)。
・「赤ちゃんの動きがいつもに比べ少ないように思う」と電話連絡を助産師が受け、来院するように説明した。
・来院時:体温36.5℃、脈拍91/分、血圧136/78mmHg、胎児心拍数:130〜140bpm。
・内診所見:子宮口1cm開大、少量の出血。
・入院30分後:60〜70bpmに低下、体位変換後も回復せず(酸素投与)。
・5分後:120〜130bpmに回復し、経過観察。
・30分後:遅発性一過性徐脈が出現、初めて医師に連絡をした。
→上記評価にて、正常な範囲を異常な所見を見抜けるようにしよう。ちなみに、医療における注意義務違反とは、医師や医療機関が法的に期待されている医療水準を満たさない医療行為を行い、その結果、損害が発生した場合に認められる過失である。
1.× 電話を受けたときに医師に連絡しなかったことに対して問題はない。むしろ、Aさんが「赤ちゃんの動きが少ない」と感じた場合、まず来院させて状態を確認することは助産師として適切な対応である。
2.× 来院時の状況を医師に連絡しなかったことに対して問題はない。なぜなら、来院時の状況は特に異常なく、正常範囲内であるため。助産師が自ら対応できると考えられる。
3.〇 正しい。入院30分後に胎児心拍数が低下したときに医師に連絡しなかった。これは、助産師の注意義務違反にあたる可能性のある行為である。なぜなら、高度遷延一過性徐脈が疑われるため。ちなみに、遷延一過性徐脈とは、心拍数減少が15bpm以上で、開始から回復まで2分以上10分未満の波形をいう。その心拍数減少は直前の心拍数より算出される。10分以上の心拍数減少の持続は基線の変化とみなす。最下点が80bpm未満のものは高度遷延一過性徐脈と呼ばれる。胎児の生命に関わる危険な状態を示している可能性が高い。
4.× 医師に連絡せずに酸素投与を行ったことに対して問題はない。なぜなら、保健師助産師看護師法の第38条「助産師は、妊婦、産婦、じよく婦、胎児又は新生児に異常があると認めたときは、医師の診療を求めさせることを要し、自らこれらの者に対して処置をしてはならない。ただし、臨時応急の手当については、この限りでない」と記載されているため(※引用:「保健師助産師看護師法」e-GOV法令検索様HPより)。
次の文を読み53〜55の問いに答えよ。
Aさん(35歳、初産婦)。妊娠39 週4日。「赤ちゃんの動きがいつもに比べ少ないように思う」と電話連絡を助産師が受け、来院するように説明した。Aさんは夫に付き添われて来院した。来院時、体温36.5 ℃、脈拍91/分、血圧136/78mmHg。分娩監視装置を装着したところ胎児心拍数は130〜140bpmであった。内診所見は、子宮口1cm開大、少量の出血がみられた。入院30分後に胎児心拍数が60〜70bpmに低下し、体位変換をしたが回復しないため、助産師は酸素投与を行った。5分後に胎児心拍数が120〜130bpmに回復したため、経過観察した。30分後に遅発性一過性徐脈が出現したため、初めて医師に連絡をした。
54 その後、緊急帝王切開術が行われ、Aさんは2,650gの男児を出産した。Apgar<アプガー>スコアは1分後1点、5分後5点。夫は医師から「赤ちゃんが生まれる前に胎盤が先に剝がれ、赤ちゃんの具合が悪くなったので緊急手術をしました。赤ちゃんの回復のために集中治療室のある病院へ搬送します」と説明を受けた。搬送後に夫はうつむいて頭を抱え「何が悪かったのでしょう。自分には何ができるのでしょうか」と言っている。
このときの夫への助産師の対応で最も適切なのはどれか。
1.「まずはゆっくり休んでください」
2.「今はAさんのそばについていてあげましょう」
3.「すぐに原因を調査する委員会が設置されます」
4.「胎盤が先に剝がれた原因について考えましょう」
解答2
解説
・Aさん(35歳、初産婦、妊娠39週4日)。
・緊急帝王切開術:2,650gの男児(高度遷延一過性徐脈)
・アプガースコア:1分後1点、5分後5点。
・医師から夫へ「赤ちゃんが生まれる前に胎盤が先に剝がれ、赤ちゃんの具合が悪くなったので緊急手術をしました。赤ちゃんの回復のために集中治療室のある病院へ搬送します」と。
・搬送後に夫はうつむいて頭を抱え「何が悪かったのでしょう。自分には何ができるのでしょうか」と。
→夫の精神的ケアや支援を考えよう。
1.× 「まずはゆっくり休んでください」と伝えるより優先されるものが他にある。なぜなら、夫は、「自分には何ができるのでしょうか」と自身で行えることを聞いているため。また、夫の心配や不安を軽視していると受け取られる可能性がある。
2.〇 正しい。「今はAさんのそばについていてあげましょう」と伝える。なぜなら、Aさんのそばにいることで、精神的にAさんも夫も精神的な支えとなるため。夫の不安や無力感を少しでも和らげることができる。
3.× 「すぐに原因を調査する委員会が設置されます」と伝える必要はない。なぜなら、夫の不安をさらに助長しかねないため。また、今回は医療事故でない可能性が高く、原因を調査する委員会(医療事故調査委員会)が設置される可能性は低い。ちなみに、医療事故調査委員会とは、事故調とも呼ばれ、医療事故の原因を究明するため、速やかに行う目的で設置される委員会である。
4.× 「胎盤が先に剝がれた原因について考えましょう」と伝える必要はない。なぜなら、夫の不安をさらに助長しかねないため。また、胎盤が先に剝がれた原因について考えるのは、夫ではなく医療職が考えるものである。
(※画像引用:ナース専科様HPより)
次の文を読み53〜55の問いに答えよ。
Aさん(35歳、初産婦)。妊娠39 週4日。「赤ちゃんの動きがいつもに比べ少ないように思う」と電話連絡を助産師が受け、来院するように説明した。Aさんは夫に付き添われて来院した。来院時、体温36.5 ℃、脈拍91/分、血圧136/78 mmHg。分娩監視装置を装着したところ胎児心拍数は130〜140 bpmであった。内診所見は、子宮口1cm 開大、少量の出血がみられた。入院30分後に胎児心拍数が60〜70 bpmに低下し、体位変換をしたが回復しないため、助産師は酸素投与を行った。5分後に胎児心拍数が120〜130 bpmに回復したため、経過観察した。30分後に遅発性一過性徐脈が出現したため、初めて医師に連絡をした。
55 その後、児は重度脳性麻痺となる可能性が高いと指摘された。Aさんが助産師へ「産科医療補償制度が受けられると聞いたのですが、詳しく教えてください」と話した。
説明で正しいのはどれか。
1.「原因分析の結果が家族に伝えられます」
2.「18歳まで経済的支援が受けられます」
3.「申請期限はありません」
4.「申請先は市町村です」
解答1
解説
・Aさん(35歳、初産婦、妊娠39週4日)。
・緊急帝王切開術:2,650gの男児(高度遷延一過性徐脈)
・アプガースコア:1分後1点、5分後5点。
・赤ちゃんが生まれる前に胎盤が先に剝がれ緊急手術。
・重度脳性麻痺となる可能性が高い。
・Aさん「産科医療補償制度が受けられると聞いたのですが、詳しく教えてください」と。
→産科医療補償制度とは、分娩に関連して発症した脳性麻痺の子と家族の経済的負担を速やかに補償し、原因分析を行い、再発防止のための情報提供などを行う制度である。病院、診療所や助産所といった分娩を取り扱う機関が加入する制度である。原因分析の結果は、保護者と分娩機関にフィードバックされ、事例情報を整理し再発防止策を策定し広く一般に公開、提言される。「補償対象」と認定されるには、3つの基準を設けている。①在胎週数28週以上で出生したこと、②先天性や新生児期の要因によらない脳性まひであること、③身体障害者手帳1・2級相当の脳性まひであることがあげられる。いずれにしても、まずは産科医療補償制度の定める「脳性麻痺」の定義に合致する必要がある【令和4年1月1日以降に生まれた場合】。
(※図引用:「産科医療補償制度について」厚生労働省HPより)
1.〇 正しい。「原因分析の結果が家族に伝えられます」と説明する。原因分析の結果は、保護者と分娩機関にフィードバックされ、事例情報を整理し再発防止策を策定し広く一般に公開、提言される。
2.× 「18歳」ではなく20歳まで経済的支援が受けられる。産科医療補償制度では、補償対象と認定されたお子さまに対して、看護・介護のために準備一時金600万円と補償分割金2,400万円(20年×120万円)、総額3,000万円である。
3.× 申請期限は「満5歳の誕生日まで」である。満5歳の誕生日を過ぎると、補償申請を行うことができない。
4.× 申請先は「市町村」ではなく公益財団法人日本医療機能評価機構である。加入には、各種書類(加入依頼書、口座振替依頼書へ必要事項を記入)に代表者を印押印の上、運営組織である公益財団法人日本医療機能評価機構まで送付する必要がある。
問題の引用:第102回保健師国家試験、第99回助産師国家試験及び第105回看護師国家試験の合格発表
※注意:解説はすべてオリジナルのものとなっています。私的利用の個人研究のため作成いたしました。間違いや分からない点があることをご了承ください。コメント欄にて誤字・脱字等、ご指摘お待ちしています。よろしくお願いいたします。