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次の文を読み109〜111の問いに答えよ。
Aさん(23歳、女性)は、未婚で両親と3人で暮らしている。専門学校卒業後に就職し、仕事も順調であった。4か月前、仕事のミスがあったことをきっかけに気分が落ち込み、食欲のない状態が1か月ほど続いたが、通勤は続けていた。Aさんは2か月前から不眠を訴えるようになり、先月からは給料の全額を宝くじの購入に費やしてしまう行為がみられるようになった。Aさんは、心配した両親に付き添われて精神科病院を受診した。
111 入院して2か月が経過し、Aさんは服薬による治療で多弁や易怒性などの症状が改善し、落ち着いて過ごせるようになった。Aさんは治療を継続する必要性についても理解している。看護師がAさんと家族への退院指導を行うことになった。
退院指導における説明で最も適切なのはどれか。
1.「薬の管理は家族が行ってください」
2.「今後も定期的な入院が必要になります」
3.「Aさんの言動の変化に気を付けましょう」
4.「服薬していれば再発することはありません」
解答3
解説
・Aさん(23歳、女性、未婚、双極性障害)
・両親と3人暮らし。
・入院して2か月経過
・服薬による治療:多弁や易怒性などの症状が改善
・落ち着いて過ごせるようになった。
・治療を継続する必要性についても理解している。
→双極性障害とは、気分が高まったり(躁状態)、落ち込んだり(うつ状態)を繰り返す脳の病気である。激しい躁状態とうつ状態のある双極Ⅰ型と、軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型がある。躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、過活動的になる。ほかにも、ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもある。
1.× 「薬の管理は家族が行ってください」と伝える必要はない。むしろ、薬の管理は、「家族」ではなく本人が行うことが大切である。なぜなら、本症例は23歳、女性で仕事もしていたことから、内服管理も自立して行えると考えられるため。また、治療継続の必要性についても理解していることからも日常生活の自立を目指すべきである。ただし、薬をきちんと飲めているか?は、症状の観察を含め家族が時折確認する必要がある。
2.× 「今後も定期的な入院が必要になります」と伝える必要はない。むしろ、一般的に「定期的な入院」ではなく外来でフォローすることが多い。本症例は、落ち着いて過ごせるようになっているため、外来で様子を観察しながら、入院の必要性の有無は、双極性障害の状態が悪化した場合に行う。症状のコントロールがうまくいかないとは断定できない。
3.〇 正しい。「Aさんの言動の変化に気を付けましょう」と伝える。なぜなら、一般的に双極性障害の再発率は、90%を超えるとされているため。再発エピソードを繰り返すことで機能低下が進行する可能性があるため、うつ状態も繰状態も、言動の変化を観察し、早期発見に努めるべきである。
4.× 「服薬していれば再発することはありません」と伝える必要はない。むしろ、服薬していても再発するリスクがある。なぜなら、服薬を継続していても、仕事の過労やストレスにより、症状のコントロールが不良となるため。
①異常に高揚した、開放的な、または怒りっぽい気分の持続
②過度の自尊心・誇大的思考
③睡眠欲求の減少
④多弁
⑤観念奔逸(考えが次から次へとほとばしり出ること)
⑥注意散漫
⑦目標指向性の異常亢進
⑧快楽的活動への没頭
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。
Aさん(19歳、男性、大学生)は、実家近くのアパートに1人で暮らしている。ある日、線路沿いの道を裸足で歩きながら険しい表情でカッターナイフを振り回し、ぶつぶつと独り言を言い続けていたことから警察に保護された。Aさんは、警察から連絡を受けた両親とともに精神科病院を受診したが「自分は命を狙われている」、「この人たちは自分の親じゃない」と言い、医療者に対しても拒否的な態度をとっている。診察の結果、Aさんは統合失調症と診断された。Aさんの頭髪は乱れ、食事や睡眠がとれていない様子であったため、そのまま医療保護入院をすることになった。
112 入院当日にAさんの両親から情報収集する内容として、優先度が高いのはどれか。
1.Aさんの大学の出席状況
2.両親がAさんと同居する可能性
3.Aさんの子ども時代の両親の育て方
4.Aさんの入院に対する両親の受け止め方
解答4
解説
・Aさん(19歳、男性、大学生、統合失調症)
・1人暮らし:実家近くのアパート
・警察に保護:ある日、線路沿いの道を裸足で歩きながら険しい表情でカッターナイフを振り回し、ぶつぶつと独り言を言い続けていた。
・Aさん「自分は命を狙われている」、「この人たちは自分の親じゃない」と。
・医療者に対しても拒否的な態度をとっている。
・頭髪は乱れ、食事や睡眠がとれていない様子。
→統合失調症とは、幻覚・妄想・まとまりのない発語および行動・感情の平板化・認知障害ならびに職業的および社会的機能障害を特徴とする。原因は不明であるが、遺伝的および環境的要因を示唆する強固なエビデンスがある。好発年齢は、青年期に始まる。治療は薬物療法・認知療法・心理社会的リハビリテーションを行う。早期発見および早期治療が長期的機能の改善につながる。統合失調症患者の約80%は、生涯のある時点で、1回以上うつ病のエピソードを経験する。統合失調症患者の約5~6%が自殺し,約20%で自殺企図がみられる。したがって、うつ症状にも配慮して、工程がはっきりしたものや安全で受け身的で非競争的なものであるリハビリを提供する必要がある。(※参考:「統合失調症」MSDマニュアル様HPより)
1.× Aさんの大学の出席状況を聴取することの優先度は低い。なぜなら、Aさんは1人暮らしをしており、大学の出席状況を両親に聞いても正確な情報は得られない可能性が高いため。Aさんの大学の出席状況を聴取することは、発症の時期などを知るきっかけにはなるかもしれないが、選択肢の中に優先度が高いものがほかにある。
2.× 両親がAさんと同居する可能性を聴取することの優先度は低い。なぜなら、現在は入院初期の段階であるため。退院後の生活に関する情報で、退院のめどがついた時でも遅くない。
3.× Aさんの子ども時代の両親の育て方を聴取することの優先度は低い。なぜなら、統合失調症の原因は、遺伝的および環境的要因を示唆する強固なエビデンスがあるが、不明であるというのが一般であるため。また、入院初期に、このようなことを質問すると、両親は自分達の育て方が悪かったのではないかと自責的になり、看護師とも良好な信頼関係を築きにくくなるため優先度は低い。
4.〇 正しい。Aさんの入院に対する両親の受け止め方を聴取することは優先度は高い。なぜなら、Aさんの情報収集のほかにも両親にも精神的ケアが必要であるため。子供が警察に保護され、その子供には「この人たちは自分の親じゃない」と言われ、病院から統合失調症と診断されて入院と、一日で多くのことを経験し、両親は困惑していると考えられる。支持的・共感的にかかわることが必要である。
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。
Aさん(19歳、男性、大学生)は、実家近くのアパートに1人で暮らしている。ある日、線路沿いの道を裸足で歩きながら険しい表情でカッターナイフを振り回し、ぶつぶつと独り言を言い続けていたことから警察に保護された。Aさんは、警察から連絡を受けた両親とともに精神科病院を受診したが「自分は命を狙われている」、「この人たちは自分の親じゃない」と言い、医療者に対しても拒否的な態度をとっている。診察の結果、Aさんは統合失調症と診断された。Aさんの頭髪は乱れ、食事や睡眠がとれていない様子であったため、そのまま医療保護入院をすることになった。
113 Aさんの入院後2週が経過した。Aさんの母親が疲れた表情で「Aはまだ誰かに殺されるのではないかと怖がっています。Aはなぜこんな病気になったのでしょうか。親としてどのようにAに接したらよいか分かりません」と担当の看護師に相談してきた。
この時点でAさんの両親に勧めるのはどれか。
1.毎日の面会
2.家族心理教育
3.Aさんとの同伴での外出
4.共同生活援助<グループホーム>の見学
解答2
解説
・Aさん(19歳、男性、大学生、統合失調症)
・医療保護入院した。
・入院後2週経過。
・母親が疲れた表情「Aはまだ誰かに殺されるのではないかと怖がっています。Aはなぜこんな病気になったのでしょうか。親としてどのようにAに接したらよいか分かりません」と。
→本症例の母親の質問内容から、統合失調症の理解がまだ不十分であると考えられる。母親の不安や疑問が解決できるよう支援する必要がある。
1.× 毎日の面会を勧めるのは優先度は低い。なぜなら、毎日の面会をしたからといって、統合失調症という病気の理解はできないため。また、母親は疲れた表情をみせており、現時点でも「親としてどのようにAに接したらよいか分かりません」と悩み・不安を抱いている。したがって、現時点の毎回の面会より優先度が高いものがほかにあると判断できる。
2.〇 正しい。家族心理教育を勧める。なぜなら、本症例の母親の質問内容から、統合失調症の理解がまだ不十分であると考えられるため。家族心理教育によって解決できる。家族心理教育とは、家族が病気を正しく理解し、適切な対応や望ましい接し方を身につけることを目的とする。病気による行動特性を理解し、症状に対する適切な対応と接し方を学ぶことができ、治療効果の増進・再発防止にもつながる。
3.× Aさんとの同伴での外出を勧めるのは優先度は低い。なぜなら、同伴での外出をしたからといって、統合失調症という病気の理解はできないため。また、母親は疲れた表情をみせており、Aさんにも統合失調症の症状(まだ誰かに殺されるのではないかと妄想)がみられている。したがって、Aさんとの同伴での外出は、母親にもAさんにも負担が大きいと考えられ、Aさんの症状が悪化しかねない。
4.× 共同生活援助<グループホーム>の見学を勧めるのは優先度は低い。なぜなら、Aさんは統合失調症の症状がみられ、退院のめどが立っていないため。共同生活援助とは、グループホームともいい、『障害者総合支援法』の訓練等給付のひとつであり、ひとりで生活できない障害者が共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を受けるものである。主に夜間や休日に精神障害者が共同生活を営む住居で、食事の世話・服薬指導など、相談や日常生活の援助を行う。ちなみに、『障害者総合支援法』での障害者は、身体・知的・精神(発達障害を含む)の三障害者で18歳以上の者と、政令で定める難病で一定の程度にある者で18歳以上の者である。
共同生活援助とは、グループホームともいい、『障害者総合支援法』の訓練等給付のひとつであり、ひとりで生活できない障害者が共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を受けるものである。主に夜間や休日に精神障害者が共同生活を営む住居で、食事の世話・服薬指導など、相談や日常生活の援助を行う。ちなみに、『障害者総合支援法』での障害者は、身体・知的・精神(発達障害を含む)の三障害者で18歳以上の者と、政令で定める難病で一定の程度にある者で18歳以上の者である。
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。
Aさん(19歳、男性、大学生)は、実家近くのアパートに1人で暮らしている。ある日、線路沿いの道を裸足で歩きながら険しい表情でカッターナイフを振り回し、ぶつぶつと独り言を言い続けていたことから警察に保護された。Aさんは、警察から連絡を受けた両親とともに精神科病院を受診したが「自分は命を狙われている」、「この人たちは自分の親じゃない」と言い、医療者に対しても拒否的な態度をとっている。診察の結果、Aさんは統合失調症と診断された。Aさんの頭髪は乱れ、食事や睡眠がとれていない様子であったため、そのまま医療保護入院をすることになった。
114 入院後2か月が経過し、主治医からは退院の話も出始めた。Aさんは入院をきっかけに大学を休学している。Aさんの両親が「Aは学業の遅れを心配して、退院後すぐに復学したいと言っています。Aはすぐに復学できるのでしょうか」と相談してきた。
看護師の説明として適切なのはどれか。
1.「復学の時期を大学に判断してもらいましょう」
2.「復学できる状態になるまで退院を延期しましょう」
3.「ご両親からAさんに焦らないよう説得してください」
4.「まずは家庭での日常生活に慣れることから始めましょう」
解答4
解説
・Aさん(19歳、男性、大学生、統合失調症)
・1人暮らし:実家近くのアパート
・入院後2か月経過:主治医からは退院の話あり。
・入院をきっかけに大学を休学中。
・両親「Aは学業の遅れを心配して、退院後すぐに復学したいと言っています。Aはすぐに復学できるのでしょうか」と。
→本症例は、退院の話もあることから統合失調症の維持期である。統合失調症の維持期の場合、退院後の再発防止や体力つくり、よりよい生活の獲得が目標になる。
1.× 「復学の時期を大学に判断してもらいましょう」と伝える必要はない。復学の時期の判断は、「大学」ではなく医師含めた医療チームと本人・家族が行う。なぜなら、大学は統合失調症の病気や本症例の病状の理解が不十分な可能性が高いため。再発防止のため、医師含めた医療チームを中心に復学のタイミングを慎重に話し合う必要がある。
2.× 「復学できる状態になるまで退院を延期しましょう」と伝える必要はない。なぜなら、主治医からは退院の話あったことから、病状が落ち着き日常生活も問題なく行えると判断されているため。看護師の判断で退院の延期は行えないため、もし退院の延期の希望があるのなら、先生や各専門職と相談する必要がある。退院をして体力をつけながら、社会復帰への段階を経ながら、復学していくべきである。
3.× 「ご両親からAさんに焦らないよう説得してください」と伝える必要はない。なぜなら、焦りに対し説得しても効果は薄いため。説得とは、「よく話して、わからせること。説き伏せること」をいう。「両親に説得を任せる」のではなく、看護師がかかわって、患者と家族に焦らないよう声をかけていく(説得ではなく説明)必要がある。
4.〇 正しい。「まずは家庭での日常生活に慣れることから始めましょう」と伝える。なぜなら、退院し自宅での生活でもこれまでの入院生活と異なり、環境の変化によるストレスがかかるため。統合失調症の維持期の場合、退院後の再発防止や体力つくり、よりよい生活の獲得が目標になる。服薬管理やストレスマネジメントなど統合失調症とうまく付き合うための生活スタイルを確立していかなければならない。
次の文を読み115〜117の問いに答えよ。
Aさん(58歳、男性)は、妻(55歳、会社員)、長女夫婦および生後5か月の孫の5人で暮らしている。頸椎の後縦靱帯骨化症と診断され椎弓形成術を受けた。リハビリテーション病院に転院し2か月前に退院した。退院時から週1回の訪問看護を受けている。現在の症状は、下肢のしびれ、知覚鈍麻、筋力低下、上下肢の痙性麻痺および膀胱直腸障害である。移動は車椅子で、食事はリハビリテーション用のフォークを使用して座位で摂取している。排泄は家族に見守られながら尿器とポータブルトイレとを使用し、自分で行っている。
115 Aさんへの訪問看護における身体状態の観察で、疾患に関連して最も重要なのはどれか。
1.排尿状態
2.上肢の筋力
3.嚥下の状態
4.外傷の有無
5.下肢のしびれ
解答1
解説
・Aさん(58歳、男性、頸椎の後縦靱帯骨化症:椎弓形成術)
・5人暮らし:妻(55歳、会社員)、長女夫婦、生後5か月の孫。
・2か月前退院(週1回の訪問看護)。
・現在:下肢のしびれ、知覚鈍麻、筋力低下、上下肢の痙性麻痺および膀胱直腸障害。
・移動:車椅子、食事:フォークを使用して座位で摂取。
・排泄:尿器とポータブルトイレとを使用し自力可能(家族見守り)。
→後縦靱帯骨化症とは、椎体骨の後縁を上下に連結し、背骨の中を縦に走る後縦靭帯が骨になった結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が押されて、感覚障害や運動障害等の神経症状を引き起こす病気である。症状が進行すると、頚髄損傷のように、四肢の麻痺や、上下肢の腱反射異常、病的反射、膀胱直腸障害が出現するようになる。根治的な治療方法はなく、基本は保存療法を行い、症状が進行している場合は手術療法が選択される。
1.〇 正しい。排尿状態は、観察項目として優先度が高い。なぜなら、排尿障害増悪がみられた場合、生命にかかわったり、多大なストレスがかかるため。また、本症例は、膀胱直腸障害がある。膀胱直腸障害として、残尿感や頻尿、尿が出にくいなど症状があげられる。訪問看護が専門的な知識を生かし、対応できる項目といえる。
2.× 上肢の筋力より優先度が高いものがほかにある。なぜなら、リハビリテーション用のフォークを使用できる状況で、上肢の筋力に変化があった場合、すぐ家族が気が付ける項目であるため。
3.× 嚥下の状態より優先度が高いものがほかにある。なぜなら、頸椎の後縦靱帯骨化症において、嚥下障害は起こりにくいため。また、本症例の設問文からも嚥下機能に関して言及されていないことから、優先度が高いものがほかにある。
4~5.× 外傷の有無/下肢のしびれより優先度が高いものがほかにある。なぜなら、これらが急激な体調に変化を及ぼすとは考えられにくいため。しかしながら、下肢のしびれ、知覚鈍麻などの症状が認められるため、外傷が生じやすい可能性が考えられるため優先度が最も高いとはいえないものの観察するべき項目である。
訪問看護とは、看護を必要とする患者が在宅でも療養生活を送れるよう、かかりつけの医師の指示のもとに看護師や保健師などが訪問して看護を行うことである。訪問看護師の役割として、主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護などを行う。在宅看議の目的は、患者が住み慣れた地域で自分らしく安心して生活を送れるように、生活の質(QOL)向上を目指した看護を提供することである。療養者とその家族の価値観や生活歴を重視し、その人らしさやQOLを考える。訪問看護の指示書には、①訪問看護指示書、②特別訪問看護指示書、③精神科訪問看護指示書などがある。②特別訪問看護指示書とは、「厚生労働大臣が定める疾病等」の療養者や指定された医療処置・管理が必要であると主治医が認める者などに交付される。医療保険が適用され、交付は原則として月1回まで、有効期間は14日である。③精神科訪問看護指示書とは、精神疾患のある利用者とその家族を対象とし、地域や家庭で療養上の援助・指導が必要であると主治医が認める場合に交付される。有効期間は6か月以内で、介護保険対象者であっても医療保険によるサービス提供となる。