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26 30歳の初産婦。妊娠38週3日、3020gの女児を正常分娩した。産褥4日、経過は順調で退院指導のために児を新生児室に預けていた。児の状態は良好である。午後1時、地震が発生し避難することになった。
危険を防止するために新生児を避難させる方法として最も適切なのはどれか。
1.母親が抱く。
2.助産師が抱く。
3.コットを使用する。
4.最も近くにいる人が抱く。
解答1
解説
・30歳の初産婦(妊娠38週3日、3020gの女児:正常分娩)。
・産褥4日:経過順調、退院指導のために児を新生児室に預けていた。
・児の状態:良好。
・午後1時:地震が発生し避難する。
1.〇 正しい。母親が抱く。新生児の対応として、①母子同室中は、毛布やバスタオルで児を覆い、母親が抱っこし避難するように各病室を巡回し声をかける。②病児室に児を収容している場合は、母親に病児室に行くように声をかけ、母親と児のネームバンドを照合した上で児を母親に預ける。③避難時は状況により保温ブランケットを母親に預け、児を保温し避難してもらう(※一部引用:「災害発生時の対応マニュアル作成ガイド P40〜41」公益社団法人 日本看護協会より)。
2.× 助産師が抱く優先度は低い。なぜなら、マンパワー的な問題のほか、新生児の取り違えの防止のため。また、母親の不安にも配慮しなくてはならないため、母親が抱っこし避難するように各病室を巡回し声をかける。したがって、基本的に母親に避難させ、やむを得ない場合は、職員が避難させる。
3.× コットを使用する必要はない。抱っこや避難具に収容し避難する。ちなみに、コットとは、産婦人科や小児科で使われている新生児用の可動式ベッドのことである。段差や階段、がれきがある場合は、移動が困難となる。
4.× 最も近くにいる人が抱く必要はない。なぜなら、新生児の取り違えの防止のため。
【避難経路と避難方法】
・災害発生時は病院のアナウンスに従い避難・誘導を行う。
・アナウンスがない場合は、安全を確認し、まずはフロア内での避難誘導を行う。
・歩行可能な妊産褥婦は、階段または避難用スロープを使用し避難する。
・エレベーターは使用しない。
・入院時オリエンテーションで、避難経路と災害発生時のオリエンテーションを行う。
【病棟患者の避難】
①妊産褥婦・婦人科患者
・点滴中の患者のラインの扱いを決めておき、状況判断して、自分で対処してもらうか、スタッフが対処するなどして、避難誘導を行う。
・尿道留置カテーテル挿入患者は、留置したまま避難し安全な場所で看護職が抜去する。
・胎胞形成のある安静中の妊婦については、妊婦自身の生命を優先し避難するように誘導する。
②重症患者
・意識レベルの低下した患者、麻酔下にある患者や麻薬使用患者、術直後の患者はトリアージに従って担送する。
・重症患者には、ナースステーション内のナースコールボードと病室前のネームプレートに赤いマークをつけておくなどすべてのスタッフが分かるようにしておく。
③新生児
・母子同室中は、毛布やバスタオルで児を覆い、母親が抱っこし避難するように各病室を巡回し声をかける。
・病児室に児を収容している場合は、母親に病児室に行くように声をかけ、母親と児のネームバンドを照合した上で児を母親に預ける。
・避難時は状況により保温ブランケットを母親に預け、児を保温し避難してもらう。
④患児の母親が退院した児について
・保育器収容中の患児は、酸素は中止し、点滴は抜針してバスタオル・保温ブランケットで覆い、看護職が抱っこもしくは新生児避難具に収容し避難する。
・コット収容中の患児は、保温ブランケットで覆い新生児避難具に収容し避難する。
(※一部引用:「災害発生時の対応マニュアル作成ガイド P40〜41」公益社団法人 日本看護協会より)
27 母体血を用いた非侵襲的出生前遺伝学的検査〈NIPT〉について正しいのはどれか。
1.妊娠9週未満で行う。
2.確定的な検査ではない。
3.母体血中のホルモン値に基づいて判定される。
4.陽性であれば直ちに人工妊娠中絶の対象となる。
5.Turner〈ターナー〉症候群の診断を目的としている。
解答2
解説
非侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT:Noninvasive prenatal genetic testing)とは、お母さんの血液中には胎盤を通して赤ちゃんのDNAが10%程度混ざっているため、お母さんから血液を採血し、DNAの断片を分析することで赤ちゃんに染色体疾患があるかどうかを検出する検査方法である。この検査で検出できるのは、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つの染色体の数的異常症である。その他の染色体疾患や遺伝子異常の検査はできない。
【NIPTの検査】
①保険の適用にはならない。(20~25万円前後)
②対象:出産予定日の年齢が35歳以上の方、染色体疾患に罹患した児を妊娠もしくは分娩した経験のある方。
③検査期間:妊娠10週~22週の間。
④検査:遺伝カウンセリングが行われる。
⑤お母さんから血液を20cc採血し2~3週間後に結果が 陽性 / 陰性 で判定される。
1.× 妊娠「9週未満」ではなく10週以降で行う。妊娠10週~22週の間で行う。妊娠22 週以降でも実施できるが、妊娠中後期からは母体の血液中の児由来のDNA濃度が減少することがあり、精度は低下する。
2.〇 正しい。確定的な検査ではない。なぜなら、スクリーニング検査であるため。遺伝学的検査とは、染色体疾患、遺伝性疾患に関する検査で①確定的検査と②非確定的検査がある。①確定的検査は、胎児・母体に対して侵襲的で診断の確定に用いられる検査で、羊水検査や絨毛検査(CVS)がある。②非確定的検査は、母体血を用いた非侵襲的で非確定的な検査である。妊娠中期母体血清マーカー検査、妊娠初期コンバインド検査、出生前遺伝学的検査(NIPT)がある。
3.× 母体血中の「ホルモン値」ではなくDNAに基づいて判定される。この検査で検出できるのは、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3つの染色体の数的異常症である。
4.× 陽性であれば直ちに人工妊娠中絶の対象「とはならない」。なぜなら、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の可能性が高くとも、中絶には両親の意思が重要であるため。また、非侵襲的出生前遺伝学的検査の陽性となった場合でも、これは確定診断ではないため、まずは確定的な検査を行い、その結果に基づいて今後の対応を検討する。
5.× Turner〈ターナー〉症候群の診断を目的としているのは、「絨毛検査や羊水検査」である。Turner症候群(ターナー症候群)は、2本のX染色体のうち1本の部分的または完全な欠失によって引き起こされる性染色体異常である。
・疾病を有するものを正しく疾病ありと診断する確率を「感度」という。
・疾病を有さないものを正しく疾病なしと診断する確率を「特異度」という。
・検査陽性者のうち実際に疾病を有する者の割合を「陽性反応的中度(陽性的中率)」という。
・検査陰性者のうち実際に疾病を有さない者の割合を「陰性反応的中度(陰性的中率)」という。
・疾病なしだが、検査結果は陽性と判定される割合を「偽陽性率」という。
・疾病ありだが、検査結果は陰性と判定される割合を「偽陰性率」という。
(※図引用:「産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020 P79」公益社団法人 日本産科婦人科学会より)
28 マイナートラブルとして胸やけを訴える妊婦への保健指導で適切なのはどれか。
1.水分の摂取を制限する。
2.頻回にうがいするように勧める。
3.乳製品を多く摂取するように勧める。
4.コーヒーを過剰に摂取しないように注意する。
5.ビタミンAを過剰に摂取しないように注意する。
解答4
解説
マイナートラブル(minor trouble)とは、小さな問題という意味で、妊娠に伴って生ずる不快症状を指す。妊娠による生理的変化や心理的な要因によって引き起こされる種々の不快症状で、重篤な器質的疾患を伴わないものをいう。不快感の程度は個人差が大きく、妊娠の経過に伴い自然に軽快・回復したり、新たな症状が自覚されたりすることもある。マイナートラブルは、妊娠によって生ずる体の生理的変動が、また精神的変化が不定愁訴の原因となっている場合が多いが、そのほか、妊娠による心理的葛藤や不安などが自律神経症状やその他の精神的および身体的症状を起こしやすくしている。主に、つわり、めまい、立ちくらみ、便秘、腰背痛、下肢のけいれん、静脈瘤、痔、頻尿、浮腫、胸やけ、帯下、瘙痒感などがあげられる。
1.× 水分の摂取を制限する必要はない。なぜなら、水分の制限とマイナートラブルの関連性は低いため。むしろ、体調を整えるため、消化のよい食べ物や水分を少量ずつとる必要がある。つわりに有効とされている。つわりとは、妊娠によるホルモンバランスの変化によって生じる、悪心(吐き気)、嘔吐、食べ物の好みの変化などの総称である。妊娠12週~14週ころに軽減するが、個人差が大きいため、一概にこの時期とはいいきれない。つわりは妊娠8週目~10週目ごろに症状のピークを迎える場合が多いとされている。
2.× 頻回にうがいするように勧める優先度は低い。なぜなら、うがいと胸やけの予防や軽減への関連性は低いため。うがいは、口の清潔さを保つのに寄与するため、吐き気の予防や軽減することが多い。
3.× 乳製品を多く摂取するように勧める必要はない。なぜなら、乳製品と胸やけの予防や軽減への関連性は低いため。乳製品(特に牛乳)は、便秘の改善に寄与しやすい。また、乳製品は、脂肪分を多く含むため、過剰摂取は胸やけを悪化させることがある。
4.〇 正しい。コーヒーを過剰に摂取しないように注意する。なぜなら、コーヒーは、刺激の強い食品に分類され、刺激物は腸管の嬬動を亢進させるため。他にも、辛い物、お酒、炭酸飲料等が分類され、下痢を助長する。ちなみに、コーヒー1杯で60㎎のカフェインが入っているといわれている。コーヒー、紅茶、日本茶にはリラックス効果があるため、妊娠しているからといって禁止する必要はないが、カフェインと代謝物質は、胎盤を通過しやすく、羊水と胎児の血中に移行する。胎児は肝臓機能が未熟であり、カフェインを代謝するのに時間がかかり、長時間高濃度のカフェインにさらされ、胎盤の血管収縮や胎児心拍数の増加をきたす可能性がある。したがって、妊娠中にカフェインを摂りすぎると、流産したり、胎児の成長に影響を及ぼし低体重になったりするおそれがある。また、胎児の成長に必要な鉄分の吸収を阻害する可能性がある。
5.× ビタミンAを過剰に摂取しないように注意する優先度は低い。なぜなら、ビタミンAと胸やけの予防や軽減への関連性は低いため。ただし、
29 在胎38週0日、1850gで出生した女児。外表奇形として、小下顎、耳介低位、後頭部の突出、手指の重なり及び揺り椅子状の足底が認められた。
最も考えられるのはどれか。
1.ネコ鳴き症候群
2.13トリソミー
3.18トリソミー
4.21トリソミー
5.Turner〈ターナー〉症候群
解答3
解説
・在胎38週0日(1850g、女児)。
・外表奇形:小下顎、耳介低位、後頭部の突出、手指の重なり及び揺り椅子状の足底。
→外表奇形の特徴をおさえておこう。
1.× ネコ鳴き症候群とは、クリ・デュ・チャット症候群ともいい、5番染色体の異常によって生じる遺伝子疾患である。甲高い子猫のような泣き声が特徴的であり、中等度〜重度の精神運動遅滞を認める。そのほか身体的特徴として、小頭症、小顎、心臓欠陥、脊柱側弯症、鼠径ヘルニアなどがある。てんかんや心疾患の程度により予後が左右される。
2.× 13トリソミーとは、パトウ症候群ともいい、余分な13番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種である。重度の知的障害と様々な身体的異常(口唇裂と口蓋裂、小さな眼、瞳孔の欠損、網膜の発育不良など)がみられる。典型的には体格が小さく、しばしば脳、眼、顔面、心臓に重大な異常がみられる。
3.〇 正しい。18トリソミーが最も考えられる。18トリソミーとは、エドワーズ症候群ともいい、余分な18番染色体によって引き起こされる染色体異常症の一種である。通常は知的障害と出生時低身長のほか、重度の小頭症、心奇形、後頭部突出、変形を伴う耳介低位、やつれたような特徴的顔貌などの様々な先天奇形で構成される。
4.× 21トリソミーとは、ダウン症候群ともいい、第5指中節骨異形成、房室中隔欠損、十二指腸閉鎖の他にも①特異な顔貌、②多発奇形、③筋緊張の低下、④成長障害、⑤発達遅滞を特徴とする。また、約半数は、先天性心疾患や消化管疾患などを合併する。特異顔貌として、眼瞼裂斜上・鼻根部平坦・内眼角贅皮・舌の突出などがみられる。
5.× Turner〈ターナー〉症候群とは、典型的には身長が低く、首の後ろに皮膚のたるみがあり、学習障害がみられ、思春期が始まらないのが特徴である。2本のX染色体のうち1本の部分的または完全な欠失によって引き起こされる性染色体異常である。
ダウン症候群(Down症候群)とは、染色体異常が原因で知的障害が起こる病気である。常染色体異常疾患の中で最多である。Down症候群になりうる異常核型は、3種に大別される。①標準トリソミー型:21トリソミー(93%)、②転座型(5%)、③モザイク型(2%)である。発症率は、平均1/1000人である。しかし、35歳女性で1/300人、40歳女性1/100人、45歳女性1/30人と、出産年齢が上がるにつれて確率が高くなる。症状として、①特異な顔貌、②多発奇形、③筋緊張の低下、④成長障害、⑤発達遅滞を特徴とする。また、約半数は、先天性心疾患や消化管疾患などを合併する。特異顔貌として、眼瞼裂斜上・鼻根部平坦・内眼角贅皮・舌の突出などがみられる。
乳児期の特徴としては、全身の筋緊張が低く、発達の遅れを伴う。理学療法では、バランスボールなどダウン症児の興味関心を抱きやすい環境で筋緊張を高められる運動(主に体幹筋群)を提供する。スカーフ徴候陽性や、シャフリング移動がみられる。スカーフ徴候の正常(陰性)の場合、腕を首に巻きつけるようにすると抵抗するが、陽性の場合は抵抗がみられない。シャフリング移動とは、お座り姿勢のまま移動する(いざり)ことである。脚の動かし方、手の使い方のバリエーションが少なかったり、下半身の筋肉の張りが弱く、筋肉量も少ないために行うことがある。Down症候群の子供では、立位歩行の獲得が遅れるため、シャフリング移動がみられる。正常発達の乳児期前半では、背臥位にて手で足をつかむ動作を行うようになるが、ダウン症乳児の場合、全身の筋緊張が低下しているため、背臥位では股関節外転・外旋した「蛙様肢位(蛙状肢位)」となり、足の持ち上げが難しくなる。読み方は、そのまま「カエルヨウ肢位、カエルジョウ肢位、カエル肢位」などと読む。
30 30歳の初産婦。産褥4日。子宮底の高さは臍下3横指、硬度は良好で、授乳後に血性悪露がみられる。Hb11.6g/dL。下肢に軽度の浮腫を認める。乳房は軽度緊満で、乳管口の開口数は左右6本ずつである。食事は摂れているが、分娩後に排便がなく腹部膨満感がある。
ケアの優先度が高いのはどれか。
1.子宮復古状態
2.貧血の状態
3.浮腫の状態
4.乳房の状態
5.排便の状態
解答5
解説
・30歳の初産婦(産褥4日)
・子宮底の高さ:臍下3横指、硬度:良好。
・授乳後:血性悪露がみられる。
・Hb11.6g/dL。下肢に軽度の浮腫あり。
・乳房:軽度緊満、乳管口の開口数:左右6本ずつ。
・食事は摂れているが、分娩後に排便がなく腹部膨満感がある。
→上記の評価から、正常と異常所見をおさえておこう。
1.× 子宮復古状態より優先されるものが他にある。なぜなら、本症例の子宮復古状態(子宮底の高さ:臍下3横指、硬度:良好、授乳後の血性悪露)は、良好であるため。一般的な4日の子宮復古状態は、①子宮底長(9~10cm)、②子宮底の高さ(臍と恥骨結合の中央:臍恥中央)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)である(※下の図参照)。
2.× 貧血の状態より優先されるものが他にある。なぜなら、本症例のHbは11.6g/dLであるため。妊娠中の場合はHb11g/dL以下、Ht33%以下の場合で貧血と定義している。
3.× 浮腫の状態より優先されるものが他にある。なぜなら、出産後の下肢の軽度の浮腫は、一般的かつ一時的な生理現象であるため。出産で子宮に溜め込まれた水分が一気に解放されるため、それを補おうと必要以上にため込もうとするものである。
4.× 乳房の状態より優先されるものが他にある。なぜなら、本症例の乳病の状態も正常範囲と言えるため。乳管の開口数とは、乳頭から乳汁が出る母乳の通り道である乳管が乳房に開いている数のことである。乳管は乳首の近くで分岐し、乳頭を中心に放射状に15~20個並んでいる。乳管の開口数は、産褥1日目では4~5本程度、産褥2日目くらいまでに少しずつ増えていき、産褥3~4日目では4本以上になるとされている。
5.〇 正しい。排便の状態は、ケアの優先度が高い。なぜなら、分娩4日目、食事はとれてても排便がなく、腹部膨満感があるため。便秘が続くと、腹部不快感や痛みの増加、さらには食欲低下やストレスの増加につながる可能性がある。産後の便秘は比較的多く見られる問題であり、早期に対処することが望ましい。
子宮復古不全とは、妊娠によって大きくなった子宮が出産を終えて元に戻る過程である子宮復古に異常が起き、通常の子宮収縮が認められない病態である。 原因は、①子宮内に胎盤の一部が残っている場合(子宮内残留)や、②母体疲労によるもの、③胎盤や卵膜の子宮内感染など原因は多岐に渡る。
・分娩直後:①子宮底長(11~12cm)、②子宮底の高さ(臍下2~3横指)、③悪露の色調・におい(赤色:鮮血性、血液のにおい)
・分娩後12時間:①子宮底長(15cm)、②子宮底の高さ(臍高~臍上1~2横指少し右方に傾く)、③悪露の色調・におい(赤色:鮮血性、血液のにおい)
・1~2日:①子宮底長(11~17cm)、②子宮底の高さ(臍下1~2横指)、③悪露の色調・におい(赤色:鮮血性、血液のにおい)
・3日:①子宮底長(9~13cm)、②子宮底の高さ(臍下2~3横指)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)
・4日:①子宮底長(9~10cm)、②子宮底の高さ(臍と恥骨結合の中央:臍恥中央)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)
・5日:①子宮底長(8~11cm)、②子宮底の高さ(恥骨結合上縁3横指)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)
・6日:①子宮底長(8~11cm)、②子宮底の高さ(恥骨結合上縁3横指)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)
・7~9日:②子宮底の高さ(恥骨結合上わずかに触れる)、③悪露の色調・におい(褐色、赤褐色:軽い異臭)
・10日以降~3週間:②子宮底の高さ(腹壁上より触知不能)、③悪露の色調・におい(黄色・無臭)
・4~6週間:③悪露の色調・におい(白色・無臭)