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31 家族を中心としたケア〈Family-Centered Care:FCC〉の基本概念はどれか。2つ選べ。
1.安心
2.教育
3.協働
4.参加
5.ホリスティック
解答3・4
解説
①患児・家族に対する尊厳と敬意を持つこと。
②家族と十分なコミュニケーションを図り、情報を共有すること。
③家族が望むレベルで、ケアや意思決定への参加を推奨し、支持すること。
④家族とヘルスケア専門職が協働すること。
(※参考:「NICU の看護師が認識する家族中心のケア(Family Centered Care)の利点および促進・阻害要因」著:浅井宏美)
1~2.5.× 安心/教育/ホリスティックは、家族を中心としたケア〈FCC〉の基本概念とはいえない。ちなみに、アメリカホリスティック看護協会(AHNA)が定義するホリスティック看護とは 「全人的にとらえた人を癒すことを目的とする看護行為の全て」を指している。つまり、ホリスティックとは、精神・身体・環境がほどよく調和し、与えられている条件において最良のQOLを得ている状態を健康と考える、より積極的な状態のことである。
3.〇 正しい。協働は、家族を中心としたケア〈FCC〉の基本概念である。FCCの基本概念:④家族とヘルスケア専門職が協働することに該当する。ちなみに、協働とは、共通の目的の実現のため、関係者が互いに理解し、それぞれの特性を活かしながら、協力・協調し活動することである。コラボレーション、パートナーシップともいう。
4.〇 正しい。参加は、家族を中心としたケア〈FCC〉の基本概念である。FCCの基本概念:③家族が望むレベルで、ケアや意思決定への参加を推奨し、支持することに該当する。
32 骨盤内感染症のリスク因子となるのはどれか。2つ選べ。
1.分娩
2.膀胱炎
3.経腟超音波検査
4.子宮腟部細胞診
5.子宮内避妊具〈IUD〉
解答1・5
解説
盤内感染症とは、小骨盤腔にある臓器(子宮、付属器、S状結腸、直腸、ダグラス窩、膀胱子宮窩など)を含む小骨盤内の細菌感染症の総称である。
骨盤腹膜炎のリスクの危険因子として、①子宮内避妊具の使用、②腟炎、細菌性腟症、子宮頸管炎の存在、③複数の性的パートナー、④若年・未婚女性、⑤腟の洗浄、⑥月経不順などがある。リスクを下げる因子として、①経口避妊薬、②コンドームによる避妊などがあげられる。症状としては下腹部痛と発熱があげられ、内診所見として子宮及び付属器の圧痛、移動痛、抵抗や腫瘤の触知、Douglas窩の圧痛などがある。
(※参考:「骨盤内感染」株式会社杏林舎様HPより)
(図引用:「女性器の解剖と整理」医学出版様より)
1.〇 正しい。分娩は、骨盤内感染症のリスク因子となる。なぜなら、分娩後は産道の損傷により、子宮内膜などが傷つき感染しやすくなるため。
2.× 膀胱炎は、骨盤内感染症のリスク因子とはならない。なぜなら、膀胱炎は尿路感染症であり、骨盤内感染症とは異なる部位の炎症であるため。(急性)膀胱炎とは、機能的・形態的に尿路に異常のない人の膀胱炎である。 原因として、女性では尿意を我慢したり、冷えや月経が原因で起きることがある。また、妊娠や便秘、性交渉などが誘因となって起こる。症状として、頻尿や残尿感などである。
3.× 経腟超音波検査は、骨盤内感染症のリスク因子とはならない。なぜなら、清潔な状態での非侵襲的な検査となるため。ちなみに、経腟超音波検査とは、婦人科で行う超音波検査の一つで、子宮や卵巣などを観察するための検査である。小さな異常も確認することができる、婦人科では、内診と合わせて基本的な検査の一つである。経腟エコー検査では、子宮や卵巣の中の状態まで詳しく観察することができる。経腟超音波検査で見つかる代表的な疾患は、子宮がんや卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜ポリープなどである。
4.× 子宮腟部細胞診は、骨盤内感染症のリスク因子とはならない。むしろ、骨盤内感染症やがん細胞を精査するために行われる検査である。ちなみに、子宮腟部細胞診とは、子宮頸部の細胞を採取して顕微鏡で調べることで、感染によって変化した細胞やがん細胞を発見することができる。合併症としては、検査後に少量の出血や下腹部痛、色のついたおりものが出る可能性がある。
5.〇 正しい。子宮内避妊具〈IUD〉は、骨盤内感染症のリスク因子となる。なぜなら、子宮内避妊具の挿入時に、一時的に細菌が子宮内に侵入する恐れがあるため。使用開始後最初の1カ月間だけ骨盤内感染症のリスクが上昇する報告がある。ちなみに、銅付加型子宮内避妊器具とは、子宮内に、銅イオンを放出するプラスチック製の小さな器具を入れ、精子が卵子と遭遇して受精することを防ぐとともに、受精卵の着床を防ぐ方法である。1回装着すれば2~5年間効果が続く。IUD/IUSの種類による妊娠率は、銅付加IUDは装着初年度0.5%、装着後5年間で1.9%、LNG-IUSは装着初年度 0.1%、装着後5年間で0.5%と報告されている。
33 妊娠による母体の生理的変化で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.腹式呼吸になる。
2.腎血流量が減少する。
3.心拍出量が増加する。
4.消化管運動が亢進する。
5.インスリン分泌が亢進する。
解答3・5
解説
心疾患合併の頻度は全分娩の1~3%である。妊娠により母体では様々な生理的変化が出現する。中でも、循環器系変化は顕著である。循環血液量と心拍出量は妊娠の進行と伴に増加し、妊娠28~32週頃にはピークとなり、非妊娠時の約1.5倍の増加を示す。正常妊娠ではこうした増加に対し、末梢血管抵抗が低下し、腎臓や子宮への血流量を増加させている。実際、腎血流量は非妊娠時に比べ30%増加し、子宮血流量は10倍になる。これらの循環変化は母体が順調に胎児を育んで行く上に必須のものであるが、心疾患を合併した妊婦ではしばしば負担となる。また、分娩中は子宮収縮により静脈環流量が増加し、第2期では努責による交感神経興奮により頻脈になり、心拍出量が増加する。したがって、分娩中は心疾患合併妊婦の症状が悪化する危険な時期といえる。分娩後(産褥早期)、子宮は急速に収縮し静脈環流量が増加するが、循環血液量は急には減少しないため、一過性に心負担は増加する。この心拍出量増加は、産後の利尿により循環血液量が減少するまで継続する。産褥期に一過性に浮腫が増悪することがあるが、こうした循環器系変化のためと考えられる。
(※一部引用:「周産期看護マニュアル よくわかるリスクサインと病態生理」(中井章人著,東京医学社)より)
1.× 「腹式呼吸」ではなく胸式呼吸になる。なぜなら、妊娠時には胎児の成長で横隔膜が圧迫されると腹式呼吸が難しくなるため。「妊娠子宮の増大で横隔膜は挙上され、胸郭は横に拡大する。そのため、機能的残気量、残気量は減少する。呼吸数はほとんど変化しないが、妊娠が進行するにつれ、一回換気量、分時換気量は増加する。一回換気量の増加、循環ヘモグロビン量の増加、心拍出量の増加で、妊娠によって増大した必要酸素量に見合う酸素を摂取する。妊婦では呼吸が増加し、血中Pco2濃度は低下するが、これはプロゲステロンが呼吸中枢のPco2反応閾値に作用する結果と考えられている(※参考:「産科疾患の診断・治療・管理」より)」。
2.× 腎血流量は、「減少」ではなく増加する。循環血液量と心拍出量は妊娠の進行と伴に増加し、妊娠28~32週頃にはピークとなり、非妊娠時の約1.5倍の増加を示す。正常妊娠ではこうした増加に対し、末梢血管抵抗が低下し、腎臓や子宮への血流量を増加させている。実際、腎血流量は非妊娠時に比べ30%増加し、子宮血流量は10倍になる(※一部引用:「周産期看護マニュアル よくわかるリスクサインと病態生理」(中井章人著,東京医学社)より)。
3.〇 正しい。心拍出量が増加する。妊娠10週で増加し始め、25~30週の間に妊娠前のCO (4~6L/分)を30~50%上回るピークに達する。 1回拍出量は妊娠5週から20〜35%増加して約32週で最大に達し、以後わずかに減少していく。心拍数も心拍出量の増加に影響し、 分娩時には拍出量はさらに増加する。
4.× 消化管運動は、「亢進」ではなく低下する。なぜなら、プロゲステロンの影響が強いため。女性ホルモンの黄体ホルモン(プロゲステロン)には、消化管の運動を低下させる作用があり、消化管の筋肉が弛緩し、消化管の運動性が低下する。これにより、消化管運動の低下(胃もたれや便秘、げっぷやおなら、逆流性食道炎などの症状)を引き起こす。
5.〇 正しい。インスリン分泌が亢進する。なぜなら、妊娠によりインスリン感受性が低下するため。インスリン感受性が低いとは、インスリンに対しての反応が乏しいことを指す。妊娠中のインスリン感受性は、45~70%低下する。これは、食後、胎児へのグルコースの供給を確実なものとする反応であると考えられる。
妊娠すると、胎盤から分泌されるホルモン(ヒト胎盤性ラクトゲン(HPL)、 プロゲステロン、 エストロゲン)の影響でインスリン抵抗性が強くなる。インスリン抵抗性とは、インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態である。運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなることを指す。「インスリンの抵抗性が強くなる」ということは、つまり糖を効率よく取り込めない(分解できない)ことを意味する。したがって、連鎖的に下記の①~③のことが起こる。
①インスリンの過剰分泌→②食後血糖の上昇→③空腹時血糖の低下
糖質異常を有する妊婦の血糖コントロールは、低血糖のリスクを最小限にとどめ、可能な限り健常妊婦の血糖日内変動に近づけることを目標とする。これまでの報告では、食事療法やインスリン療法、血糖自己測定などを行い、良好な血糖値を維持することで、母児の予後が良好になることが示されている。血糖を厳格に管理するためには、血糖自己測定を活用し、適切な食事療法、運動療法、薬物療法(インスリン)を行っていくことが重要である。
妊娠中の呼吸生理機能は,母体の呼吸状態および胎盤における母体と胎児間のガス交換を反映する.妊娠の進行に伴い胸式呼吸から腹式呼吸へと変化する.予備吸気量,1回換気量,肺活量は増加するが,予備呼気量,残気量は減少する.安静呼気時の肺容量(機能的残気量)は,妊娠子宮による横隔膜の上昇により低下する.一方,吸気容量は増加するため全肺気量はほとんど変化しない.妊娠中の内分泌学的変化により末梢気管支は拡張するが,主気管支の拡張性が変化することはない.妊娠前期より,プロゲステロンの呼吸中枢に対する直接作用として分時換気量を増加させ,妊娠末期にかけて増加していく酸素消費量に対応する.呼吸数の増加,および酸素消費量の増加を上回る心拍出量の増加による動静脈酸素分圧較差の低下によって,動脈血酸素分圧は上昇する.呼吸数の増加と二酸化炭素分圧の低下は,腎臓での重炭酸の排出を促進させ,代償性呼吸性アルカローシスとして血中pHは正常域に維持される.妊娠後期には労作時の分時換気量と酸素消費量は最大となるが,予備呼吸量は維持されるため,労作が制限されることはない.動脈血酸素分圧は肺胞レベルの換気量増加によって上昇する.一方,動脈血二酸化炭素分圧は低下し,胎盤レベルでの胎児から母体への二酸化炭素の移動を促進させる(※引用:「心疾患患者の妊娠・出産の適応、管理に関するガイドライン(2010年改訂版)」).
34 更年期障害に対するホルモン補充療法を行う際に、慎重投与ないしは条件付きでの投与が可能なのはどれか。2つ選べ。
1.原因不明の不正性器出血のある者
2.子宮内膜症の既往のある者
3.心筋梗塞の既往のある者
4.脳卒中の既往のある者
5.片頭痛のある者
解答2・5
解説
更年期障害とは、更年期に出現する器質的な変化に起因しない多彩な症状によって、日常生活に支障をきたす病態と定義される。更年期症状は大きく、①自律神経失調症状、②精神神経症状、③その他に分けられるが、各症状は重複して生じることが多い。治療の一つに、ホルモン補充療法(HRT)があげられる。ホルモン補充療法とは、エストロゲン(卵胞ホルモン)を補うことで、更年期障害を改善する治療法である。ほてり、のぼせ、発汗などといった代表的な症状に高い効果を示す。禁忌として、エストロゲン依存性悪性腫瘍(子宮内膜癌、乳癌)またその疑いのあるもの、重症肝機能障害、血栓性疾患などがあげられる。
1.3~4.× 原因不明の不正性器出血のある者/心筋梗塞の既往のある者/脳卒中の既往のある者は、「禁忌症例」に該当する。
2.〇 正しい。子宮内膜症の既往のある者は、更年期障害に対するホルモン補充療法を行う際に、慎重投与ないしは条件付きでの投与が可能となる。子宮内膜癌(子宮体がん)とは、子宮の内側を覆(おお)う子宮内膜と呼ばれる場所に発生するがんである。女性ホルモンであるエストロゲンが多い状態が続くことで発症すると考えられている。主な症状は、不正出血(生理中ではないのに性器から出血、閉経後に性器から出血など)である。治療は、手術や薬物療法、放射線治療を組み合わせた治療が検討される。
5.〇 正しい。片頭痛のある者は、更年期障害に対するホルモン補充療法を行う際に、慎重投与ないしは条件付きでの投与が可能となる。なぜなら、片頭痛を有する女性に対しては、未施行者よりホルモン補充療法施行者の方が、片頭痛の増悪リスクが高いという報告があるため。片頭痛とは、原因が明らかとなっていない頭にズキズキと脈打つような痛みが起こる病気である。ストレスや寝不足、気候や気圧の変化などが影響しているといわれている。したがって、ホルモン補充療法を行う場合には、施行前に症状が増悪する可能性について十分な説明を行った上で、施行後も症状の変化に留意しながら慎重に行うべきである。
[禁忌症例]
・重度の活動性肝疾患
・現在の乳癌とその既往
・現在の子宮内膜癌、低悪性度子宮内膜間質肉腫
・原因不明の不正性器出血
・妊娠が疑われる場合
・急性血栓性静脈炎または静脈血栓塞栓症とその既往
・心筋梗塞および冠動脈に動脈硬化性病変の既往
・脳卒中の既往
[慎重投与ないしは条件付きで投与が可能な症例]
・子宮内膜癌の既往
・卵巣癌の既往
・肥満
・60歳以上または閉経後10年以上の新規投与
・血栓症のリスクを有する場合
・冠攣縮および微小血管狭心症の既往
・慢性肝疾患
・胆嚢炎および胆石症の既往
・重症の高トリグリセリド血症
・コントロール不良な糖尿病
・コントロール不良な高血圧
・子宮筋腫,子宮内膜症、子宮腺筋症の既往
・片頭痛
・てんかん
・急性ポルフィリン症
(※参考:「ホルモン補充療法ガイドライン 2017 年度版」日本産科婦人科学会より)
35 胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子はどれか。2つ選べ。
1.性器クラミジア感染症
2.甲状腺機能亢進症
3.帝王切開の既往
4.妊娠前のやせ
5.経産婦
解答2・4
解説
胎児発育不全とは、平均と比べて成⻑が遅くなっていることをいい、胎盤由来の妊娠合併症の代表的なものである。子宮内での胎児の発育が遅延あるいは停止したために在胎週数に相当した胎児の発育が見られない状態で、妊娠週数に対して胎児が明らかに小さい場合をいい、胎児発育曲線において「-1.5SD以下」の場合に診断される。
(※図引用:「産婦人科診療ガイドライン産科編2020 P158」)
1.× 性器クラミジア感染症は、流産や早産の引き金になったり、子宮外妊娠を起こしやすくなる。ちなみに、性器クラミジア感染症とは、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染によって性器やその周辺に水疱や潰瘍等の病変が形成される疾患である。感染症法下では4類感染症定点把握疾患に分類されている。感染機会があってから2〜21日後に外陰部の不快感、掻痒感等の前駆症状ののち、発熱、全身倦怠感、所属リンパ節の腫脹、強い疼痛等を伴って、多発性の浅い潰瘍や小水疱が急激に出現する。
2.〇 正しい。甲状腺機能亢進症は、胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子である。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の母親が妊娠している場合、その原因となる物質が胎盤を通過して胎児に届き、胎児の甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性がある。この状態を胎児バセドウ病という。胎児の甲状腺機能亢進症は、発育不全や頻脈、甲状腺腫を引き起こすことがある。
3.× 帝王切開の既往がある場合、帝王切開後8か月未満で妊娠すると早産の危険性が高くなるという報告がある。
4.〇 正しい。妊娠前のやせは、胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子である。妊娠前の「やせ」は慢性的な栄養不足であることを反映しており、さらに妊娠中の体重増加が不良であると胎児や胎盤の発育に影響し、胎児発育不全、低出生体重児のリスクが高まると考えられている。 胎児発育不全の危険因子のうち除去可能なものは除去するよう指導する。たとえば喫煙は明らかな危険因子であるアルコール摂取については、1日ビール1~2杯の摂取でも胎児発育不全の危険が上昇する。胎児発育不全の危険因子を有する場合にはより慎重な胎児発育評価を行う。
5.× 経産婦は、流産や早産、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、腎機能障害などの合併症の危険性が高くなるという報告がある。なぜなら、高齢化により身体機能・卵子の老化などが起こるため。
胎児発育不全は、主に2つのタイプに分けられる。胎児の発育が阻害される時期と原因によって、①均衡型と②不均衡型である。※③混合型(均衡型と不均衡型が混在している)
①均衡型胎児発育不全:妊娠初期~中期の早い時期から発育が遅れ、推定体重が少なく、頭も体も全体的に小さい赤ちゃんである。このタイプの胎児発育不全は、染色体異常を含めた先天異常や胎内感染など、多くは赤ちゃん自身の原因によっておこる。また、妊娠中の喫煙や飲酒が原因になることもある。
②不均衡型胎児発育不全:主に妊娠後半に発育がゆっくりとなり、頭は正常な大きさだが、体が細身な赤ちゃんである。これは、前置胎盤や臍帯の付着異常などの胎盤や臍帯の問題や妊娠高血圧症候群などお母さんの合併症が原因で、お母さんからの栄養が十分に赤ちゃんに供給されないために起こるものである。
(※参考:「ばぁばみちこの部屋」ここすまネット様HPより)